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【モータースポーツ】2011 F1 第7戦カナダGP(決勝結果)

F1史上最高のレースだったかもしれない。
最後尾から追い上げたJ.バトン。
必死にポジションをキープしていた小林可夢偉
序盤は、いつものダーティーなM.シューマッハであったが途中からはスイッチの入った"皇帝"M.シューマッハの走りを楽しめた。21世紀からF1を見始めたファンも楽しめたことであろう。
一方、L.ハミルトンは今回も大きなミスを犯してしまう。



■レース詳細
1Lap 雨のためSC先導でスタート。今季初のウエットレース。
無線 : メルセデスGP⇒M.シューマッハ「全員がSCの後ろでレインタイヤ。雨は15分後まで降らないよ。」
3Laps 無線 : L.ハミルトン⇒マクラーレン「視界は、大丈夫。(レースは)いけると思う。」
4Laps Safety Car in this lap.の表示がでる。
5Laps レース・スタート。M.ウェバー(レッドブルルノー)とL.ハミルトン(マクラーレンメルセデス)が接触し順位を落とす。
6Laps 小林可夢偉(ザウバーフェラーリ)は10位走行。1位S.ベッテル(レッドブルルノー)が逃げる展開。
M.シューマッハ(メルセデス)がL.ハミルトンをコース外へ押し出すラフプレイ。
8Laps L.ハミルトンとM.ウェバーの接触が審議対象に。
L.ハミルトンとJ.バトン(マクラーレンメルセデス)が接触し、L.ハミルトンがリタイヤ。
無線 : J.バトン「あいつ(L.ハミルトン)が当てたよ!何やってんだよ!!」
    SC導入。
9Laps J.バトンがタイヤ交換しインターミディエイトへ。
    無線 : J.バトン「ダメーージはあるかい?」⇒マクラーレン「ダメージはないよ。」
10Laps L.ハミルトンとM.ウェバーの接触は不問となる。
    L.ハミルトンとJ.バトンの接触を審議。
11Laps 無線 : J.バトン「どのくらいの強さの雨が降るの?」⇒マクラーレン「そんなに強くはならないよ。」
    小林可夢偉は6位。
無線 : M.ウェバー「時々ダウンシフトで綺麗に入らないんだけど?」⇒レッドブル「ピットストップの時にステアリングを交換するよ。」
12Laps 無線 : レッドブル⇒S.ベッテル「バトンがインターミディエイトを履いたから、J.バトンのラップタイムに注目するよ。」
13Laps レース再開。
J.バトンにドライブスルー・ペナルティ(SCスピードリミット違反)
14Laps J.バトンがドライブスルー。15位まで後退。
19Laps 無線 : フェラーリ「雨が降るんだけど、どうしたらいい?」⇒F.マッサ「」
20Laps 雨が強くなりSC。インターミディエイトを履いていたF.アロンソ、J.バトン、R.バリチェロロータス勢がレインタイヤへ交換。
21Laps 1位のS.ベッテル、M.ウェバーがタイヤ交換。レイン⇒レインへ。
22Laps 1位のF.マッサがタイヤ交換。レイン⇒レイン。小林可夢偉が2位。メルセデス勢がインターミディエイトからレインへ交換。
無線 : S.ベッテルレッドブル「ターン9からターン13まで車を運転できないくらい酷いよ。」
23Laps 無線 : S.ベッテル「この状態だとレースは再開できない。前でも走れないのに後ろのマシンは前が見えないし、アクアプレーンも酷いよ。⇒レッドブル「了解」
24Laps 無線 : J.バトン「ヘアピンに入るときに何も見えないよ。」⇒マクラーレン「わかったよ。レースディレクターに伝えるよ。」
25Laps 赤旗中断。
無線 : F.マッサ「小林可夢偉とS.ベッテルは自分の場所についているね。」
26Laps レース再開(SCスタート)
29Laps 無線 : フェラーリ「視界は、どう?」⇒F.マッサ「OK.」
無線 : H,コバライネン(SC中にスローダウン)「全然駆動力ないよ」⇒ロータス「そのままギアを入れたままにしてピットまで戻ってきて。」
31Laps 無線 : M.ウェバー「まだ、雨降るの?」⇒レッドブル「もう降らないよ。」
32Laps 無線 : マクラーレン「路面状況は?」⇒J.バトン「大丈夫だよ。」
34Laps Safety Car in this Lap.の表示
    無線 : マクラーレン「インターに変える?」⇒J.バトン「レース再開なら別のタイヤ(インター)履くね。」
35Laps レース再開。M.シューマッハ、A.スーティル、T.グロッグ、S.ブエミ、R.バリチェロがタイヤ交換。レイン⇒インター。
36Laps N.ハイドフェルド、P.デイ・レスタ、P.デ・ラ・ロサ、J.バトン、J.アルグエルスアリ、P.マルドナードがタイヤ交換。レイン⇒インター。
37Laps 小林可夢偉、F.マッサ、V.ペトロフ、M.ウェバー、F.アロンソ、J.トゥルーリ、N.ロズベルグがタイヤ交換。レイン⇒インター。
    F.アロンソがJ.バトンと接触しスピン。SC導入。J.バトンがパンクしスロー走行。
38Laps J.バトンがタイヤとフロンとノーズ交換。21位へ後退。
40Laps Safety car in this lap.の表示。
41Laps レース再開。J.バトンとF.アロンソ接触についてレース後審議。
42Laps N.ロズベルグ「右リアがパンクしているようだ。」⇒メルセデス「大丈夫だよ。」
43Laps 1位S.ベッテル、2位 小林可夢偉、3位 F.マッサでレースは進行される。
44Laps A.スーティルにドライブスルー・ペナルティ。(SC中の追い抜き行為)
45Laps 1.29.632 S.ベッテルがファステストラップ。
DRS使用許可。
無線 : フェラーリ⇒F.マッサ「さっさと(2位の小林を)抜いてベッテルを抜きにいこうぜ」
46Laps 1.29.215 M.シューマッハがファステストラップ。
P.デイ・レスタ、N.ハイドフェルド接触について審議。
1.28.756 F.マッサがファステストラップ
47Laps 1.28.105 S.ベッテルがファステストラップ
48Laps 無線 : フェラーリ⇒F.マッサ「DRSのボタンを速く押しすぎているからDRSが使えていないよ。押す場所で押してね。」
N.ロズベルグとA.スーティル接触について審議。
    1.27.575 M.シューマッハがファステストラップ
49Laps 1.27.202 S.ベッテルがファステストラップ
50Laps A.スーティルがドライブスルー・ペナルティ。P.ディレスタ
無線 : レッドブル「いつドライに交換する?」⇒S.ベッテル「もうじきだよ。」
M.ウェバーがドライタイヤへ交換。
M.シューマッハがF.マッサと小林可夢偉ごぼう抜きで2位浮上。
52Laps J.バトンがタイヤ交換(ドライへ)し10位。
53Laps M.シューマッハ、F.マッサがドライタイヤへ交換。
    1.24.626 M.ウェバーがファステストラップ
54Laps S.ベッテル小林可夢偉がドライへタイヤ交換。
F.マッサが単独スピンしノーズを壊す。ピットへ入りノーズ交換。
    1.22.759 J.バトンがファステストラップ
55Laps J.バトンが小林可夢偉を抜き4位浮上。
N.ハイドフェルドが最終シケインの手前で319km/hを記録。
56Laps N.ハイドフェルド小林可夢偉に追突し、フロントノーズを落としてしまう。落としたフロントノーズにマシンを乗せてしまいコントロール不能に陥りコースアウト。
57Laps N.ハイドフェルドの破片が飛び散りSC導入。
    無線 : N.ハイドフェルドのリタイヤ時⇒ルノー「何やってるんだか知らないけど、コーナーで小林が止まりそうだったよ。」
59Laps 破片を拾うマーシャルがF1マシンに跳ねられそうになってしまう。
    無線 : J.バトン「皆、オプションをいつつけたの?」⇒マクラーレンベッテルは2周後、ウェバーは1周前だよ。」⇒J.バトン「了解。」
60Laps レース再開。
64Laps J.バトンがM.ウェバーを抜き3位浮上。
65Laps J.バトンが鮮やかにM.シューマッハを抜く。珍しくM.シューマッハの抜かれ方がクリーンであった。
    1.17.967 J.バトンがファステストラップ
68Laps 無線 : マクラーレン⇒J.バトン「勝とうぜ。」
70Laps S.ベッテルがハーフスピン。J.バトンが1位浮上しチェッカーを受ける。
無線 : 「素晴らしいレースだったね。」J.バトン「信じられないよ。素晴らしいレースだった。みんなありがとう。」



■暫定結果
1,J.バトン(マクラーレンメルセデス)
2,S.ベッテル(レッドブルルノー)
3,M.ウェバー(レッドブルルノー)
4,M.シューマッハ(メルセデスGP)
5,V.ペトロフ(ルノー)
6,F.マッサ(フェラーリ)
7,小林可夢偉(ザウバーフェラーリ)
8,J.アルグエルスアリ(トロロッソフェラーリ)
9,R.バリチェロ(ウイリアムズ・コスワース)
10,S.ブエミ(トロロッソフェラーリ)
11,N.ロズベルグ(メルセデスGP)
12,P.デ・ラ・ロサ(ザウバーフェラーリ)
13,V.リウィツィ(HRTコスワース)
14,N.カーティケアン(HRTコスワース)
15,J.ダンブロシオ(ヴァージン・コスワース)
16,T.グロッグ(ヴァージン・コスワース)
17,J.トゥルーリ(ロータスルノー)
18,P.ディ・レスタ(フォースインディア・メルセデス) ※クラッシュ
R,マルドナード(ウイリアムズ・コスワース)
R,N.ハイドフェルド(ルノー) ※小林可夢偉に追突
R,A.スーティル(フォースインディア・メルセデス)
R,F.アロンソ(フェラーリ) ※J.バトンと接触
R,H.コバライネン(ロータスルノー) ※駆動系
R,L.ハミルトン(マクラーレンメルセデス) ※J.バトンと接触