本日より秋の交通安全運動が始まりました。その交通事故死者数より多いのが自殺者です。ま、交通事故死者数というのは、事故発生後24時間以内になくなった方をカウントしていますので、医療が発達した現在では死者数が減るのも当然と言えます。現に、10年前よりも交通事故死者数が半分以下に減っているにもかかわらず、事故件数は殆ど変わりません。
北海道が交通事故死者数の全国ワースト上位にランクされるのは、その範囲が広いと言う環境のほかに、救急車の到着時間や病院への搬送時間がかかることも原因として挙げられるそうです。ただ、北海道警察の発表は『取り締まりの成果』だとか．．．。（汗）
ここからが本題ですが、いじめで自殺する若者が絶えませんね。先日も北海道函館市で、数人に暴行された少年が亡くなるという事案が発生しました。ひとりが手を出してしまうと、集団心理で他の仲間達は止めたりしづらいですよね。
だからといって良いと言うわけではないのですが、周りの大人たちが子供達をよく観察するということが大切だと考えられます。被害者は、いじめが発覚すると今以上に孤立してしまったり、風当たりが強くなってしまいます。そこを、周りの大人たちがどのように対応できるか？ということが、重要であると私は考えます。
先日、経団連より法人税の減税と消費税の増税が示されましたが、これも庶民に対するいじめと捕らえられるでしょう。子供のいじめは、暴力が支配していますが、民主主義の大人の世界では金力です。一部の人間が金で庶民を支配している日本の現在の勢力を子供達が示しているといえるのではないでしょうか？
