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【F1】2013「第2戦 マレーシアGP(決勝)」

■レース展開
 レース1時間前からの雨でT1がウェット状態でスタート。
直後にP.P.スタートのS.ベッテル(レッドブルルノー)に。
F.アロンソ(フェラーリ)が追突し自身のフロントウイングにダメージを与えてしまう。
2周目にピットに入ると思われたF.アロンソであったが、ピットには入らず走行を続ける。
そのストレートエンドでフロントウイングが脱落しマシン下部に入ってしまう。
コントロールを失ったF.アロンソのマシンは1コーナーを曲がれずにサンドトラップにつかまってしまう。

 レースは数周でドライコンディションになり、S.ベッテルが最初にタイヤ交換。
L.ハミルトン(メルセデス)が古巣マクラーレンのピットに入るなど、やや波乱はあったが全車ドライへ。

 レースも中盤40周には1位M.ウェバー(レッドブルルノー)、2位S.ベッテルレッドブルの1-2体制へ。
43周、S.ベッテルはM.ウェバーをアンダーカットするためにタイヤ交換。
44周目にM.ウェバーもタイヤ交換し、S.ベッテルに1コーナーで交わされる。
その後、2台のレッドブルのバトルは数周にわたり続く。
一方、メルセデスも3位4位を争って激しいバトルを繰り広げた。
47周目、P.マルドナードがリタイヤ。
53周目、F.リカルドがガレージイン。
その頃、3位L.ハミルトンの直後を走るN.ロズベルグが「遅いんだけど、抜かしていい?」と
チームに聞くがロス・ブラウンは「お願いだ。そのままの順位でゴールしてくれ。頼むから、もっと車間距離をとってくれ。」
と返答された。
54周目、J.バトンがガレージイン。
ゴール間近、L.ハミルトンに「最大限、燃費走行するように。」と無線。
S.ベッテルがポール・トゥ・ウインで今期初勝利。
レッドブル1-2を飾った。
表彰台ではS.ベッテルとM.ウェバーは目も合わさなかった...。

 やはり、一番のポイントはN.ロズベルグへのゴール後の無線。
ロス・ブラウン「君の実力は我々が把握している。」
ロス・ブラウン「最後のスティントのことについては後ほど話し合おう。」
N.ロズベルグ「今日のことは忘れないでよ。」
ガス欠寸前のL.ハミルトンのスローペースに完全に付き合わされたニコ。
彼の無念が伝わってきます。



■レース結果
1,S.ベッテル(レッドブルルノー)
2,M.ウェバー(レッドブルルノー)
3,l.ハミルトン(メルセデスAMG)
4,N.ロズベルグ(メルセデスAMG)
5,F.マッサ(フェラーリ)
6,R.グロージャン(ロータスルノー)
7,K.ライコネン(ロータスルノー)
8,N.ヒュルケンベルグ(ザウバーフェラーリ)
9,S.ペレス(マクラーレンメルセデス)
10,J=E.ヴェルニュ(トロロッソフェラーリ)
11,V.ボッタス(ウイリアムズ・ルノー)
12,E.グティエレス(ザウバーフェラーリ)
13,J.ビアンキ(マルシアコスワース)
14,C.ピック(ケーターハム・ルノー)
15,G.ヴァン・デル・ガルデ(ケーターハム・ルノー)
15,M.チルトン(マルシアコスワース)
16,J.バトン(マクラーレンメルセデス)
17,D.リカルド(トロロッソフェラーリ)
R,P.マルドナード(ウイリアムズ・ルノー)
R,A.スーティル(フォースインディア・メルセデス)
R,P.ディレスタ(フォースインディア・メルセデス)
R,F.アロンソ(フェラーリ) ※コースオフ