このゲームに収録されているすべてのカテゴリーを走り終えましたのでレビューを書きたいと思います。
FIA World Rally Championship(以下WRC)は、Milestoneで開発され日本ではサイバーフロント社で販売されていましたが、昨年末にサイバーフロント社が解散したために、同シリーズはWRC3までは日本語版が、日本で発売されていましたが最新作のWRC4からは日本語版が発売されなくなりした。
WRCは2010年のFIA世界ラリー選手権を遊べるゲームです。
トップカテゴリーであるWRCをはじめ、SWRC、PWRC、JWRC、そしてPS3版ではグループBマシンで走ることができます。(Xbox360版はDLC。)
ステージは開幕戦のスウェーデンから最終戦のウェールズまでの全13ヶ国。
スノー、ターマック(ドライ・ウェット)、グラベル(ドライ・ウェット)の5種類が再現されており、路面の起伏も再現されています。
特に、2010年は最後のラリー・ジャパンが開催された年でもあり、勿論ラリー・ジャパンも収録されているのですが、少し広めのウェット・グラベルを走るステージになっています。
特筆すべきは、その背景で昭和初期に建てられたと思われる建造物が沢山並んでいたり、橋は全て京都の二条大橋のようになっています。
また、焼鳥屋さんが何件もありますし、首里城のような北海道には存在しない建物も見えます。
外人がイメージで作ったような日本ステージは、ある意味必見です。
残念なのは観客に侍や忍者が見当たらないことくらいでしょうかね。(笑)
挙動はリアル風ゲームチックな挙動ですが基本的に説得力のある挙動ですので、遊べないと言うことはなくむしろ楽しいです。
リアルなのですが少しグリップが強いかなという感じです。
某、通販サイトのレビューで「アシストがないと走れない。」と書いていた方がいますが、アシストがなくても問題がありません。
車の動きを理解していれば大丈夫です。
トラクションコントロールもスピン防止もブレーキアシストも全く要らない感じです。
というか、アシストは無い方が楽しめます。
コース幅は若干広いように感じますが、速度感もあるので狭いと難易度があがります。
他ゲームとの比較は控えますが、値段は遊べるゲームですので、おすすめです。