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【F1】2012 F1「第8戦 ヨーロッパGP(結果)」

F1 2012「第8戦 ヨーロッパGP」

小林可夢偉の予選後のインタビュー「クリーンサイドは嬉しい。前にグロージャンもいるし、やらかしてくれたらラッキー。とばっちりを受けないようにしないと。」には、笑いました。


・レース前情報
 気温26度、路面温度45度


・レース展開
レース前 無線:フォースインディア→P.デレイスタ「ベルニュ、ウェバー、シューマッハ、ペレスがミディアムでスタートする。」
1Lap L.ハミルトンが4位から3位へ浮上。小林可夢偉が7位から5位へ浮上。直後に4位へ。
2Laps 1位S.ベッテルが4秒のリードを築く。1'45.759 S.ベッテル 小林1'46.801
3Laps 無線 : メルセデスロズベルグ(11位)「リアタイヤの温度に気をつけろ。ギリギリ(高い)。」
4Laps 2位ハミルトンとの差は6.8S.ベッテル 1'45.584 小林 1'46.963
     無線 : グロージャン「ハイスピードでが出ている」→ロータスルノー「(2位を走る)ハミルトンを抜かないとダメだ。」
     S.ベッテル 1'45.602 小林 1'47.148(+0.6)
5Laps 無線 : マクラーレン→L.ハミルトン「ブレーキ温度が良い。ペースも良い。」
S.ベッテル 1'45.409 小林 1'46.438(+0.8)
6Laps S.ベッテル 1'45.168 小林 1'46.280(+0.9)
7Laps P.ディレスタとF.マッサの11位争い。
S.ベッテル 1'45.412 小林 1'46.351(+1.1)
8Laps 無線 フォースインディア→P.ディレスタ「ブレーキの温度が良い。少し流して走ろう。プランA(2ストップ)で行く。」
S.ベッテル 1'45.341 小林 1'46.169(+1.3)
9Laps S.ベッテル 1'45.856 小林 1'46.294(+1.7)
10Laps R.グロージャンがL.ハミルトンを抜き2位へ
S.ベッテル 1'45.341 小林 1'46.169(+1.3)
11Laps J.バトンがタイヤ交換。(ソフト→コディアム)
     S.ペレスがタイヤ交換。(ミディアム→ソフト)
     S.ベッテル 1'45.423 小林 1'46.534(+1.0)
12Laps 無線 : マクラレーンL.ハミルトン「次のスティント、フロントタイヤのセットを変更するか?」
F.マッサがタイヤ交換(ソフト→ミディアム)
     KH.コバライネン、C.ピックがタイヤ交換
     S.ベッテル 1'45.602 小林 1'47.346(+1.2)
13Laps H.コバライネンがタイヤ交換。
     FL S.ペレス 1'44.630
無線 : フェラーリアロンソ「もうプッシュしていいよ。」
S.ベッテル 1'45.618 小林 1'47.904(+5.2)
14Laps  L.ハミルトンがタイヤ交換(ソフト→ミディアム)
     S.ベッテル 1'45.950 小林 PIT IN
15Laps 小林、ライコネンマルドナードヒュルケンベルグ、D.リカルド、V.ペトロフ、P.デラロサがタイヤ交換
     無線 : マクラーレン→L.ハミルトン「タイヤが新しいうちに抜いていこう。」
     ピットストップで小林がライコネンに抜かれる。
    S.ベッテル 1'46.210 小林 1'51.239(+0.4)
16Laps F.アロンソがタイヤ交換(ソフト→ソフト)
N.カーティケヤンがタイヤ交換。
S.ベッテル PIT IN 小林 1'45.819(+0.5)
17Laps S.ベッテルがタイヤ交換。(ソフト→ソフト)
R.グロージャン(ソフト→?)
     無線 : ロータスルノー→GRO(2位)「彼(1位のS.ベッテル)のタイヤは2ラップ古いよ。プライム。」
     S.ベッテル 1'55.953 小林 1'46.882(+0.2)
18Laps J.ヴェルニュがタイヤ交換。
無線 : マクラーレン「タイヤを...?」→L.ハミルトン「それはやっているよ。」
     S.ベッテル 1'44.555 小林 1'48.997(+0.6)
19Laps S.ベッテル 1'44.690 小林 1'50.062(+0.8)
20Laps M.ウェバー、M.シューマッハがタイヤ交換。
     B.セナと小林が接触。小林は左フロントを失う。
     S.ベッテル 1'45.008 小林 PIT IN
21Laps N.ロズベルグがタイヤ交換。
     小林がフロントノーズ、タイヤ交換。
B.セナがタイヤ交換。(ソフト→ミディアム)
S.ベッテル 1'44.832 小林 1'50.617(+2.6)18位
22Laps 無線 : ディレスタ「リアが厳しい。」→フォースインディア「ストップまで少しだから。」
S.ベッテル 1'44.988 小林 1'45.082(+0.7)
23Laps 審議 : 小林とB.セナの接触
     S.ベッテル 1'44.644 小 林 1'45.725(+3.1)
P.ディレスタがタイヤ交換
     罰則 : B.セナにドライブスルー・ペナルティ
24Laps S.ベッテル 1'44.611 小 林 1'45.184(+0.7)
無線 : アェラーリ→F.マッサ「そろそろリアタイヤに気を使おう。まだ、ポイント圏内。」
25Laps S.ベッテル 1'44.707 小 林 1'46.981(+4.5)15位
B.セナがピットスルー。
FL : 1'44.451 R.グロージャン
26Laps S.ペレス、V.ペトロフがタイヤ交換。
S.ベッテル 1'44.998 小 林 1'45.379(+0.7)
27Laps J.バトンがタイヤ交換。(ミディアム→ミディアム)
     無線 : ディレスタ「1ストップだ。この作戦は我々だけだ。」
S.ベッテル 1'45.328 小 林 1'45.183(+0.5)
FL 1'44.148 R.グロージャン
28Laps H.コバライネンとJ.ベルニュが接触
     F.マッサがタイヤ交換。
     H.コバライネン、J.ベルニュがタイヤ交換。
     S.ベッテル 1'46.162 小 林 2'01.197(+0.7)
29Laps SC。
R.グロージャン、L.ハミルトン、F.アロンソ、K.ライコネン、P.マルドナード、N.ヒュルケンベルグがタイヤ交換。
    S.ベッテル PIT IN 小 林 2'11.188(+5.6)
30Laps S.ベッテル、V.ペトロフ、P.デラロサ、C.ピックがタイヤ交換。
無線 : ハミルトン「何位だ?」→マクラーレン「6位。もう止まらない。」
S.ベッテル 2'40.201 小 林 1'49.614(+1.4)
31Laps 審議 : J.ベルニュとH.コバライネン接触についてはレース後審議。
N.カーティヤンがタイヤ交換。
J.ベルニュがリタイヤ。
     S.ベッテル 2'39.481 小 林 2'28.397(+0.6)
32Laps S.ベッテル 2'36.334 小 林 2'36.357(+0.5)
33Laps RC : この周回でSCはピットへ。
S.ベッテル 2'28.102 小 林 2'21.886(+0.1).6)
34Laps 再スタート。
     F.アロンソがR.グロージャンを抜き2位へ。
     小林可夢偉が15位から13位へ浮上するもF.マッサと接触
S.ベッテルがスローダウン。
35Laps F.アロンソ 1'46.122 小林 PIT IN(+0.1)
F.マッサがフロントノーズ、タイヤ交換。
小林可夢偉がガレージイン。
36Laps F.アロンソ 1'45.764 R.グロージャン 1'45.493(+0.5)
37Laps F.アロンソ 1'44.518 R.グロージャン 1'44.639(+0.7)
審議 : F.マッサと小林可夢偉接触について
     審議 : L.ハミルトンのイエローフラッグ無視
F.アロンソ 1'44.141(FL) R.グロージャン 1'44.163(+0.7)
38Laps D.リカルドがタイヤ交換。
     F.アロンソ 1'43.754(FL) R.グロージャン 1'43.764(+0.7)
39Laps M.ウェバーがタイヤ交換(ソフト→ミディアム)
罰則 : N.カーティケヤンがピットレーン速度違反でドライブスルー・ペナルティ。
F.アロンソ 1'43.921 R.グロージャン 1'43.873(+0.6)
40Laps N.カーティケヤンがドライブスルー
     F.アロンソ 1'43.666 R.グロージャン 1'44.437(+1.4)
FL 1'42.717 M.ウェバー
41Laps R.グロージャンがスローダウン。
     無線 : 「燃料系のトラブルだね。」
M.シューマッハがタイヤ交換。
F.アロンソ 1'44.018 L.ハミルトン 1'44.477(+3.9)2位
42Laps F.アロンソ 1'44.692 L.ハミルトン 1'44.374(+3.5)
S.ペレスが最終コーナーでJ.バトンを抜き7位
43Laps 無線 : マクラーレン→L.ハミルトン「良い仕事をしている。」
F.アロンソ 1'43.808 L.ハミルトン 1'44.007(+3.7)
44Laps 無線 : ロータスルノー→K.ライコネン「キミ、フェルナンドとハミルトンは3秒前。ハミルトンを抜けばチャンスがある。」
F.アロンソ 1'44.139 L.ハミルトン 1'44.275(+3.9)
45Laps F.アロンソ 1'44.308 L.ハミルトン 1'44.105(+3.7)
46Laps 無線 : フェラーリ→F.アロンソ「?(イタリア語での通信)」
F.アロンソ 1'44.215 L.ハミルトン 1'44.436(+3.9)
47Laps N.ロズベルグがタイヤ交換。(ソフト→ミディアム)
F.アロンソ 1'44.102 L.ハミルトン 1'44.440(+4.2)
48Laps 罰則 : 小林可夢偉、第9戦 イギリスGPで5グリッド降格。
V.ペトロフとD.リカルドが接触
V.ペトロフがタイヤ交換。
審議 : L.ハミルトンの黄旗無視は罰則なし。
F.アロンソ 1'44.617 L.ハミルトン 1'44.607(+4.2)
49Laps 審議 : D.リカルドとV.ペトロフ接触について審議
M.シューマッハがJ.バトンを抜き8位
     M.ウェバーがJ.バトンを抜き9位
     F.アロンソ 1'44.689 L.ハミルトン 1'44.640(+4.2)
50Laps FL 1'42.614 N.ロズベルグ
     F.アロンソ 1'45.354 L.ハミルトン 1'44.748(+3.6)
     N.ロズベルグがB.セナを抜き11位
51Laps 無線 : マクラーレン→L.ハミルトン「0.6秒速い。」
F.アロンソ 1'45.333 L.ハミルトン 1'45.226(+3.5)
52Laps 無線 : フェラーリ→F.アロンソ「ハミルトンとの差は3.5。ライコネンとは5.5。」
審議 : D.リカルドとV.ペトロフ接触は問題なし。
F.アロンソ 1'45.272 L.ハミルトン 1'45.292(+3.5)
53Laps F.アロンソ 1'45.140 L.ハミルトン 1'45.373(+3.7)
54Laps V.ペトロフがF.マッサを抜き15位浮上。
F.マッサがピットへ。
     F.アロンソ 1'45.329 L.ハミルトン 1'46.152(+4.5)
M.シューマッハがP.ディレスタを抜き6位浮上
FL 1'42.163 N.ロズベルグ
55Laps K.ライコネンがL.ハミルトンを抜き2位浮上
F.アロンソ 1'45.259 K.ライコネン 1'47.443(2位) L.ハミルトン 1'45.334(+8.6)4位後退
P.マルドナードがL.ハミルトンを抜き3位浮上。
56Laps F.アロンソ 1'45.259 K.ライコネン 1'47.443(2位)
P.マルドナードとL.ハミルトンが接触
F.アロンソ 1'46.102 K.ライコネン 1'46.137(+7.4)
57Laps 3位M.シューマッハ、4位M.ウェバーの争いが熱い
F.アロンソ 1'48.930 K.ライコネン 1'47.865(+6.4)
F.アロンソが今期2勝目。12番手からの優勝。
     無線 : フェラーリ→F.アロンソ「素晴らしい日になった。」
     無線 : M.シューマッハメルセデス「ここまでとは思ってもいなかったよ。」
     無線 : フェラーリ→F.アロンソ「素晴らしい日になった。」

・総括
 F.アロンソ今季初の2勝目ドライバーでポイントリーダーとなりました。(暫定ですけど...。)
ゴール後にマシンを止めて観客にアピールするのは、MotoGPのJ.ロレンソ(ヤマハ)みたいでした。彼もスペイン人ですね。
地元スペインでスペイン人ドライバーが優勝するのですから観客の皆さんにとっては最高の結果であったと思います。
F.アロンソが表彰台で感極まっている顔のように感じました。通産29勝目おめでとうございました。
ただ、優勝にケチをつけるつもりはないのですが、とうとうQ2落ちのマシンが優勝ました。
これも、ピレリタイヤの使い方について今後に波紋を投げかけると思います。
なにせ、このコースは予選順位が決勝ジューンイに直結していましたからね。
ただ、SCもありましたので一概にタイヤを温存していたから(結果的に)とは言えないかもしれません。

 2位K.ライコネンは最後は2位狙いのレースだったと思います。
今回、レースリーダーと小林可夢偉。途中からは2位のマシンのラップタイムをメモしましたが、終盤は3位までメモしておくべきでした。(汗)
終盤のK.ライコネンはL.ハミルトンとの2位争いをしていましたが、最後はルイスを抜くためだけにタイヤを使い2位キープ。素晴らしいレースだったと思います。
 3位ミハエルでしたね。ご存知かと思いますが私は彼(というかフェラーリ時代の)のアンチですが、嬉しいですね。
流石、ベテラン・ドライバーでしたね。最後はM.ウェバーを0.9秒抑えての復帰後初の表彰台でした。

 最終周に3位争いをしていたP.マルドナードとL.ハミルトンが接触。壁にマシンがぶつかり停止したL.ハミルトンは完走扱いの19位。
P.マルドナードは10位となってしまいました。
終盤、お互いにタイヤが無い状態でL.ハミルトンが頑張りすぎてラインを潰したようにも見えますし、P.マルドナードもラインからマシンがはみ出た状態で並んでいました。
私には、どちらが悪いとかはわかりません。
たた、ひとつだけ言えるのはお互いに「あいつが...。」と思っていると思うと言うことだけです。

 S.ペレスは15番手スタートから9位。小林可夢偉は7番手スタートから一時は4位まで上げましたがF.マッサとの接触によりリタイヤ。
しかも、小林に非があったとして次のイギリスGPで5グリッド降格となってしまいました。
ただ、ロングランができなかったこと等もあり結果が付いてきませんでしたが、前を向いて頑張って欲しいと思います。

 終盤、色々ありましたがケーターハムにフェラーリが抜かれるシーンは「...。」でした。(汗9



・暫定結果
1,F.アロンソ(フェラーリ)
2,K.ライコネン(ロータスルノー)
3,M.シューマッハ(メルセデスGP)
4,M.ウェバー(レッドブルルノー)
5,N.ヒュルケンベルグ(フォースインディア・メルセデス)
6,N.ロズベルグ(メルセデスGP)
7,P.ディレスタ(フォースインディア・メルセデス)
8,J.バトン(マクラーレンメルセデス)
9,S.ペレス(ザウバー・フエラーリ)
10,P.マルドナード(ウイリアムスセ・ルノー) ※L.ハミルトンと接触フロントウイングを失う。
11,B.セナ(ウイリアムズ・ルノー)
12,D.リカルド(トロロッソフェラーリ)
13,V.ペトロフ(マルシャ・コスワース)
14,H.コバライネン(ケーターハム・ルノー)
15,C.ピック(トロロッソフェラーリ)
16,F.マッサ(フェラーリ)
17,P.デラロサ(HRT・コスワース)
18,N.カーティケヤン(HRT・コスワース)
19,L.ハミルトン(マクラーレンメルセデス) ※P.マルドナード接触
R,R.グロージャン(ロータスルノー) ※メカニカル(燃料系)
R,S.ベッテル(レッドブルルノー) ※メカニカル
R,小林可夢偉(ザウバーフェラーリ) ※F.マッサとコンタクト
R,J.ベルニュ(トロロッソフェラーリ) ※H.コバライネンとコンタクト