FIAから特例でテスト走行を認められたミハエル・シューマッハ（メルセデス・グランプリ）。但し、GP2での走行ということであった。
『スペイン・ヘレスでGP2のマシンによるテストを行なっていたミハエル・シューマッハが、最終日に速さが健在であることを見せつけた。現地時間（以下、現地時間）14日、『ロイター』通信が伝えている。
主催者は14日、M.シューマッハのベストタイムが1'24.621だったことを発表。
このタイムは、2008年に小林可夢偉が記録したGP2マシンでのサーキットレコード、1'24.262から約0.4秒遅れというものだった。
なお、ヘレス・サーキットの公式ホームページによると、M.シューマッハは2004年にF1のテストで1'15.650という確固たるサーキットレコードを樹立しているという。
M.シューマッハはリリースを通じ、「テストの結果にはすごく満足してるよ。予定していたすべてをこなせた。
僕は調子がいいし、マシンに戻ってすぐ居心地がいいと感じたよ」と語り、満足感を示した。
主催者によると、M.シューマッハは3日間のテストを合わせて1,151kmを走破したとのこと。』
