2011年シーズン、いよいよブリヂストンに代わってF1タイヤの単独サプライヤーとなるピレリだが、噂通りGP2シリーズでもF1と同じタイヤを流用することが明らかとなったそうである。
F1とスペックが近いGP2タイヤはこれまでもミハエル・シューマッハの非公式テストなどF1タイヤが使えない場合に代用された経緯があるが、来シーズンはこれを正式に同じタイヤとするもの。
将来F1を目指すGP2ドライバーの経験になる、としているが、最大のメリットはその開発コストの削減にあることは明白だろう。
なおこのためピレリはすでにポールリカールでのF1タイヤテストの際、ジョルジョ・パンターノによりダラーラのGP2マシンを走らせていたと伝えられているそうである。