ホンダF1チームのドライバーであるジェンソン・バトンが、自分もマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトンと同じマシンなら世界王者になれたという発言をしたそうであるが、多分厳しいであろう。
ホンダの昨年型マシンRA107が失敗作で、今期のRA108でも苦戦を強いられたジェンソン・バトンであるが、そのRA107をベースに作製したスーパーアグリ・ホンダSA08のポテンシャルを見る限り、佐藤琢磨とアンソニー・デビッドソンの方が評価できそうである。
J.バトンがマクラーレン・メルセデスに加入していた場合は、何個かのレースでは勝てていただろう。しかし、ルイス・ハミルトンのポテンシャルと比較すると疑問が残ってしまう。
J.バトンは、以前にウイリアムズと契約していたが、それを破棄してホンダに残留した過去もあり、ないものねだりとしか思えない発言である。