と言ってもテストドライバー契約なのですが、今後の活躍次第では可能性はゼロではないのですがアイルトン・セナの甥っ子であるブルーノ・セナとインド人のカルン・チャンドック相手では厳しいのが現状。勿論、スポンサーの面で．．．。
※以下、記事全文。
ヒスパニアレーシングチームは、山本左近をテストドライバーに起用することを発表した。
左近は、カルン・チャンドックとブルーノ・セナとともにヒスパニアチームのドライバーとしてチームの開発を手助けすることになる。
左近は、ジョーダンのテストドライバーを務めていた２００５年に日本ＧＰで金曜フリー走行を担当し、グランプリデビューを果たした。２００６年はフォーミュラニッポンとスーパーＧＴに参戦していたが、６月のドイツＧＰよりスーパーアグリのレースドライバーとしてＦ１に参戦した。
翌年はスーパーアグリのテストドライバーを務める傍らＧＰ２に参戦したが、ハンガリーＧＰよりスパイカーのレースドライバーとして再びＦ１に参戦した。２００８年はルノーの開発ドライバーを務めながら同時にＧＰ２にも参戦し、２００９年も同シリーズでレースを続けた。
「ＨＲＴ Ｆ１チームに加入することができて非常に嬉しいよ」と、左近は語った。「新しいチームの一員になれるなんて素晴らしいことだし、レースドライバーのためになるように金曜日は常に役に立つデータを集めることを期待しているよ。チーム全員がいかに熱心かを見てきたけれど、僕も同じ気分なんだ。今年はカルンとブルーノをサポートできるようにベストを尽くすつもりだよ。
スペインのチームで働けるなんて光栄だよ。僕はバルセロナに住んでいて、スペインは第二の故郷みたいなものだからね」
スパニアチーム代表のコリン・コールズは左近にとって馴染み深い人物で、彼が２００７年にスパイカーのレースドライバーを務めていた時に同チームの代表を務めたいたのがコールズだった。コールズは左近との再会を楽しみにしている。「２０１０年シーズンのテスト兼リザーブドライバーとして日本の山本左近と契約できたことは、我々にとって非常に嬉しいことだ」と、コールズは語った。「クルマの開発に対する彼のインプットが役に立つことを確信しており、バルセロナで始まるヨーロッパシーズンに向けてチームの強化につながるだろう。
左近を迎え入れることを楽しみにしており、彼と一緒に働くことを楽しみにしている。 彼の加入により、ＨＲＴ Ｆ１チームはパドック内で最も国際的なチームの１つになるだろう」
