ステファンGPが未承認のままF1開幕戦の地であるバーレーンへ機材を搬送するようである。ステファンGPは、メルセデスエンジンを搭載の予定で、シャシーはTF110である。TF110とは、トヨタが2010年にF1再戦を継続していれば走っていたはずのマシンであり、現在はステファンGPが所有している。
ステファンGPは、新規加盟チームの申請をしたがFIAがコスワース・エンジンを搭載しないステファンGPの申請を却下。ステファンGPは、現在参戦が予定されたチームが参戦できなくなった場合に限りF1に参戦できる立場にある。
また、ステファン・メルセデスはウイリアムズ・トヨタに在籍していた中嶋一貴の起用が有力とされている。
※以下、記事全文。
『Ｆ１参戦を目指しているステファンＧＰは、１２メートルあるコンテナをセルビアのチーム拠点から今年の開幕戦の地であるバーレーンに輸送し、今季からの参戦をまだ諦めていないことを明らかにした。
新規チームのカンポスとＵＳＦ１の先行きは不透明であるとの噂が絶えない中、トヨタＦ１チームのシャシー、エンジン、ギアボックスなどを購入したステファンＧＰは、参戦が確定していないにも関わらず、Ｆ１マシンの開発を続け今年の計画を進めている。
「ステファンＧＰは、２０１０年シーズンへのエントリー許可なしに、バーレーンでのレースに機材満載の４０フィートのコンテナを輸送したＦ１史上初のチームになった！」とステファンＧＰが火曜日に出した声明がチームのウェブサイトに掲載されている。
「１月２９日（金）に我々の意気込みや経営陣や従業員がどれほど真剣かを明らかにした。我々がエントリー承認を目指して奮闘しているということは、彼らも２０１０年シーズンに参戦したいということだ」』
