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【F1】M.シューマッハ過去の危険なドライビングを認める

F1史上最も危険なドライビングと政治力を駆使して優勝を重ねたミハエル・シューマッハメルセデスGP)が、過去の危険極まりないドライビングを自ら認め、今後はそのような手法に頼らずに勝つ必要があることを認識していると発言した。


※以下、記事全文。
メルセデスGPのチーム発表に集まったメディアが、ドライバーであるミハエル・シューマッハの忍耐力を試していた。
発表会の場で勇気あるジャーナリストがシューマッハに対し、批判を集めることになった2006年モナコGP予選のラスカスで起きた出来事について質問した。
シューマッハはこのとき、予選終盤にラスカス・コーナーでクルマを止めてしまい、結果として後続ドライバーの予選を妨害することになった。
シューマッハ本人はミスだと語ったものの、あまりにも都合のいいタイミングに起きた、通常では考えにくい「ミス」であったため、シューマッハは予選タイム抹消のペナルティーを受けた。
この1件はF1関係者からも大きな非難を集め、シューマッハのチームメートになったニコ・ロズベルグの父ケケ・ロズベルグも、F1からシューマッハはいなくなったほうがいいと語っていた。
こういった発言をしたケケの息子ニコがチームメートになり、どういった心境か質問されたシューマッハは「いいよ」としか答えなかった。

そして、これに続いた質問でついにシューマッハの忍耐も限界に達したようだ。
非難を浴びるような戦略に頼らなくても勝てることを証明するためにF1へ復帰したのか質問されると、シューマッハは怒りを見せながら、皮肉たっぷりにこう答えた。
「91勝にタイトルを7回。そうだよ。汚い方法だけで勝ったんだよ」「まったくその通りだ。僕は証明する必要がある」
数字ではなく、勝ち方についての質問だったと指摘されると、シューマッハはこのように加えた。「分かっているよ。僕はみんなが質問を浴びせたくなるような方法で勝ったんだ」 』