とりあえず、来年のKERS搭載車の可能性はなくなりました。非常に残念です。KERS勢が勝てるようになってきた要素、それはマシンバランスの改善もあのますが、ドライバーがKERS搭載車に慣れてきたということが大きそうです。現に、フォースインディア・フェラーリからフェラーリへ移籍したG.フィジケラは今だにF2009を十分に操れているとはいえません。
■以下、記事全文。
F1チームの集まりであるFOTA(フォーミュラワン・チーム・アソシエーション)は、今シーズン鳴り物入りで導入した｢KERS｣(運動エネルギー回収システム)について、すでに2010年に向けて同意していた禁止に唯一反発していたウィリアムズ・チームだったが、やっとこれに同意したことが確認された。
これは同チームのエンジニアリング・ディレクターであるパトリック・ヘッド氏が明らかにしたもので、同チームが再びFOTAに戻ることと引き換えにKERS禁止に同意したということだ。
それでもヘッド氏は｢KERS禁止は間違った方針だ｣と、その主張は変えていない。
伝えられるところでは、ウィリアムズ・チームのものはフライホィール方式を使用したもので、今シーズン複数のチームがトライしたものとは仕組みが異なるとされる。
