パナソニック・トヨタF1チームは、2010年のドライバーに現フェラーリのキミ・ライコネンと現BMWのロバート・クビサを据えたい考えらしいが、K.ライコネンはマクラーレンへの復帰が噂され、R.クビサはルノーへの移籍が確実視されている。
そんな中で、先日の日本GPで2位表彰台を獲得したJ.トゥルーリの残留が濃厚となってきたようである。
J.トゥルーリは、ルノー時代にモナコで買った実績もあり、リアが決まったマシンに乗れれば速いドライバーである。
しかし、リアが決まっていないセッティングだと無線で走れない旨を訴えている様子をよく中継で見かけるドライバーでもある。
※以下、記事全文。
『一時は両ドライバー共に交代が示唆されたトヨタ・チームだが、ここに来て再びヤルノ・トゥルーリ(35歳:イタリア)について残留が強まってきたようだ。
というのも、ジョン・ハウェット社長が候補に挙げていたロバート・クビサ(現BMWザウバー)が、噂通りやはりルノー・チーム入りの可能性が高まっているとみられるからだ。
もう一人の候補、キミ・ライコネン(現フェラーリ)についてもまだ確定には至ってなく、その場合、先の日本GPでトヨタに通算3回目の2位表彰台をもたらせた実力者トゥルーリを放出しない選択肢が有力になりつつあるという。』