路面温雅が低くレッドブル勢にとっては絶好のコンディションとなった。序盤からリードを広げたＳ．ベッテルがポール・トゥ・フィニッシュ。1回目のピットストップでＲ．バリチェロを交わしたＭ．ウェバーが2位に入りレッドブルの1-2フィニッシュとなった。Ｓ．ベッテルは今期2勝目で通算3勝目の勝利となった。
自身最高位の5位からスタートした中嶋一貴は、ハードタイヤでのスタート。しかし、ソフト→ソフト→ハードを選択したマシンが順位を上げる中で、ハード→ハード→ソフトで決勝を走った中嶋一貴は順位を落としてしまい11位でゴール。
ここまで好調のブラウン勢は、Ｒ．バリチェロが3位。Ｊ．バトンが6位とタイヤにやさしいBGP001の特性が裏目に出てしまい、終始グリップが得られないままの決勝となってしまった。
■暫定結果
１，Ｓ．ベッテル（レッドブル・ルノー）
２，Ｍ．ウェバー（レッドブル・ルノー）
３，Ｒ．バリチェロ（ブラウン・メルセデス）
４，Ｆ．マッサ（フェラーリ）
５，Ｎ．ロズベルグ（ウイリアムズ・トヨタ）
６，Ｊ．バトン（ブラウン・メルセデス）
７，Ｊ．トゥルーリ（トヨタ）
８，Ｋ．ライコネン（フェラーリ）
９，Ｔ．グロッグ（トヨタ）
10，Ｇ．フィジケラ（フォースインディア・メルセデス）
11，中嶋一貴（ウイリアムズ・トヨタ）
12，Ｎ．ピケJr.（ルノー）
13，Ｒ．クビサ（BMWザウバー）
14，Ｆ．アロンソ（ルノー）
15，Ｎ．ハイドフェルド（BMWザウバー）
16，Ｌ．ハミルトン（マクラーレン・メルセデス）
17，Ａ．スーティル（フォースインディア・メルセデス）
18，Ｓ．ブエミ（トロロッソ・フェラーリ）
Ｒ，Ｓ．ベッテル（トロロッソ・フェラーリ） ※Ｈ．コバライネンに追突したダメージによる
Ｒ．Ｈ．コバライネン（マクラーレン・メルセデス） ※Ｓ．ベッテルに追突されたダメージによる
