先日開催されたUFC70でのメインイベント「ミルコ・クロコップ×ガブリエル・ナパオン・ゴンザーガ」戦。ミルコ･クロコップは、日本ではPRIDE G.P.2006無差別級王者であり、K1準優勝の経験ももつストライカーである。対するゴンザーガは、日本での知名度は低いかも知れないが、グラップラーである。
1Rでミドルキックをキャッチしたゴンザーガがミルコにガードポジションからエルボーを顔面に繰り出し、ブレイク直後のスタンディングで右ハイキックによりＫＯ勝ちを収めたのだが、１年おきくらいにミルコは凡ミスをするような気がする。
今まで、総合の試合でミルコに勝ったのは現PRIDEヘビー級王者であるエメリヤー・エンコ・ヒョードル（3R 判定勝ち）。PRIDE G.P.2005の１回戦で戦ったケビン・ランデルマン（1R KO）。そして、今回である。
特に弱くはない相手ではあるが、ミルコの戦い方はヒョードルがキックを警戒してミルコの動きを止めない。ということを確立し、ランデルマンは左ハイキックを警戒しての右腕ガード＆反時計回り。今回は、その両方をあわせたような戦いであったゴンザーガに天晴れ。次戦は、UFCヘビー級選手権試合であろうが、wowowの放送は今回で終わり。来月のUFC.71は見られるのであろうか．．．。
