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日本プロ野球、人気低迷の理由を考える

 
 一昔前まで、プロ野球といえば子供達の夢の職業であった。そのプロ野球も近年は人気が減少している。
私の考える人気低下の理由としては、人気球団である読売ジャイアンツ(巨人)の低迷が挙げられる。巨人は、FA制度で峠の越えかかったりとくには峠の越えた選手ばかりを獲得し、実績が凄い選手ばかりを集めた。そのツケがまわり近年は実績は素晴らしいが、実力的には落ちてきた選手ばかりのチームとなってしまい、最近ではやっと気づいたのか若手を起用してきている。
 また、メジャーリーグの普及も要因の一つであろう。野茂投手やイチロー選手の活躍で、日本人選手でもメジャーで通用する事が証明され、TVでもメジャリーグが頻繁に放映される事となり、日本とメジャーとの迫力の違いは明白である。

 一昨年、近鉄バッフアローズが消滅という発表がされ、5球団になってしまうパ・リーグがセ・リーグとの合併1リーグ制を主張。しかし、セ・リーグ各球団は収入減を理由に反対し、代変案としてセ・リーグとパ・リーグとの交流戦が始まった。

 この交流戦は、パ・リーグにとっては人気球団である阪神タイガース読売ジャイアンツと6試合も対戦できる事から収入増が期待された。しかし、他のセ・リーグ各球団から交流戦の影響で収入減となってしまうという事で、交流戦の試合数減数が提案され、代変案として以下の事案が決まりそうである。
 
『セ、パ両リーグによる来季の合同プレーオフ実施に向けた小委員会が23日、東京都内で開かれ、争点だった交流戦36試合の扱いについて、セとパの主張の中間を取る形となる24試合で最終調整する方針で合意した。

9月4日の実行委員会で承認され、日本シリーズ出場権を争うための合同プレーオフとなるポストシーズンゲーム(PSG)の初開催が正式決定する見込み。』

 正直、ガッカリである。メジャーリーグは、アメリカン・リーグとナショナル・リーグがあるのだが、それぞれ東部、中部、西部と地区が分かれており、それにワイルドカードを足した4チームでリーグの代表を決めるのがプレーオフである。
 しかし、日本では12球団の半分の6球団でプレーオフを行う事になる。これでは、長いペナントレースの価値が無くなり、ますます人気の減少が加速しそうである。

 最後になるが、ひとつだけ言わせて貰いたい。各チームの代表は「ファンの為」とは、言わないで欲しい。正直、自分の懐を考えた意見ばかりだろ?正直に言いなよ。国民は、あきれているぜ!