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【F1】最終戦 アブダビGP(決勝)

 スタート直後にM.シューマッハ(メルセデスGP)が単独スピン、後続のV.リウィッィ(フォースインディア・メルセデス)がM.シューマッハのマシンに乗り上げ、セーフティーカー(以下SC)となる。
 SCがあけ、12周目に5位を走行していたM.ウェバー(レッドブルルノー)のタイヤがタレてタイヤ交換。4周後に4位を走行していたF.アロンソ(フェラーリ)もタイヤ交換をするが、この2台は結果的にタイヤ交換のタイミングが悪く順位を大きく落としてしまう。
このタイヤ交換で、トップ走行のS.ベッテル(レッドブルルノー)が実質的なドライバーズ・タイトルとなった。
M.ウェバーはタイヤが厳しいと無線で伝えてきていたが、F.アロンソのタイヤ交換は完全にチームの戦略ミスであったと言える。
レッドブルルノーは、コンストラクターズ・タイトルに続き、チームお気に入りのS.ベッテルの最年少ワールドタイトル獲得となった。

 レース後の無線では「信じられないよ。」「チームの皆を愛しているよ。ありがとう。」と泣いていたS.ベッテル。彼がBMWザウバーでF1デビューし、トロロッソフェラーリで最年少初ポールに続いて最年少初優勝を果たした時には、いずれワールドチャンピオンになると思ったが、こんなに早くチャンピオンになれるとは考えていませんでした。
マクラーレンのL.ハミルトンとJ.バトンというワールドタイトル経験者の祝福を受けた表彰台も感動的でした。来年も楽しませてください。ありがとうございました。

 最後になりましたが、ブリジストンタイヤの14年間が今日で終了です。素晴らしいレースを作ってくれたのはBSであると言っても過言ではないでしょう。
ご苦労様でした。また、F1でBSの活躍を見れることを願っています。

■暫定結果(暫定結果)
1,S.ベッテル(レッドブルルノー)
2,L.ハミルトン(マクラーレンメルセデス)
3,J.バトン(マクラーレンメルセデス)
4,N.ロズベルグ(メルセデスGP)
5,R.クビサ(ルノー)
6,V.ペトロフ(ルノー)
7,F.アロンソ(フェラーリ)
8,M.ウェバー(レッドブルルノー)
9,J.アルグエルスアリ(トロロッソフェラーリ)
10,F.マッサ(フェラーリ)
11,N.ハイドフェルド(BMWザウバーフェラーリ)
12,R.バリチェロ(ウイリアムズ・コスワース)
13,A.スーティル(フォースインディア・メルセデス)
14,小林可夢偉(BMWザウバーフェラーリ)
15,S.ブエミ(トロロッソフェラーリ)
16,N.ヒュルケンベルグ(ウイリアムズ・コスワース)
17,H.コバライネン(ロータスコスワース)
18,L.ディ・グラッシ(ヴァージン・コスワース)
19,B.セナ(ヒスパニアコスワース)
20,C.クリエン(ヒスパニアコスワース)
21,J.トゥルーリ(ロータスコスワース)
R,T.グロッグ(ヴァージン・コスワース) ※メカニカル
R,V.リウィツィ(フォースインディア・メルセデス) ※スピンしていたM.シューマッハに衝突。
R,M.シューマッハ(メルセデスGP) ※単独スピン、V.リウィツィと正面衝突。