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【経済】リーマン・ブラザーズ破産問題

 15日に連邦破産法の適用申請を発表した米証券大手リーマン・ブラザーズですが、またしてもザブプライム・ローンが原因となっているようですね。そもそも、サブプライム・ローンとは、米国の低所得者向けの住宅金融ローンで、金利はやや高いものの審査が緩いという商品ですが、これが大失敗。
 格差が進んでいる状態で、低所得者向けの住宅金融ローンを借りられるとでも?というものなのでしょうね。借り手が十分に集まらないサブプライム・ローンが失敗し、先物取引の矛先が原油へ流れて原油が高騰。代理燃料の需要が高まり、メタノールの原料となりうる穀物類の価格が上昇すると同時にオーストラリアの間伐で穀物価格が再上昇。というのが、現在の流れでしょうか...。

 米証券大手リーマン・ブラザーズは、サブプライム・ローンの損失を埋められずに破産したようですが、これで原油価格も少しは落ち着きそうですね。現に、今日は1バレル96ドルでしたっけ?このまま、安くなっていくとオイルの元締めが供給を渋って価格を高いまま推移させようとするのでしょうね。

 日本も2010年には消費税率を10%、法人税率を30%に減額しようとする動きがありますが、このまま格差社会を拡大させていいものなのでしょうか?
 元を正せば、格差を大きくした社会を作って住宅金融ローンを商品化したことに問題があるのではないでしょうか?
低所得者に住居が変えると思います?子供でもわかりますよね。

 経団連の浮遊社葬の方たちも自身の税率を下げて一般人にツケをまわすのではなく、税金の再分配の役割を考えて税率を以前の水準以上に戻すべきでしょう。マスコミも、社会的地位や大きな力に屈服するのではなく、そこのところを報道してもらいたいものです。