グランツーリスモ5Pのオンラインタイムアタックで勝ち残った2名に、2009年1月にUAEで開催される24時間レースの参戦権が与えられるそうです。
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『グランツーリスモ』と欧州日産、ソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパは、 ニュルブルクリンク24時間レースのコースサイドで「GTアカデミー」の詳細を発表した。
「GTアカデミー」は、プレイステーション3専用ドライビングシミュレーター『グランツーリスモ5プロローグ』でオンラインタイムアタックを開催し、最後まで勝ち残った2名に、 2009年1月にアラブ首長国連邦（ドバイ）で開催される本物の24時間レースに参戦する権利を与えるというもの。なお、オンラインタイムアタックに参加できるのはヨーロッパ10ヵ国のプレイヤー。使用車両はフェアレディZとなる。
6月2日から国別に予選を開始し、各国の代表を集めた最終選考会を8月25日に実施。最終選考会では、実車のGT-Rによるサーキット試験（シルバーストーンサーキット）やメンタルテスト、フィジカルテストを行い、最速ドライバーを2名決定。
この2名は、以降4ヵ月にわたってレーシングライセンスを取得するためのトレーニングプログラムを受講したあと、ドバイ24時間レースにフェアレディ350Zで参戦する。
ゲームと現実のレースをコラボレーションさせた画期的な試みとなるが、『グランツーリスモ』シリーズのプロデューサーである山内一典氏は、「10年前『グランツーリスモ』が誕生した頃から、『グランツーリスモ』でドライビングを学んだプロのレーシングドライバーが出てくることを夢見ていました。
日産自動車の皆さんが『グランツーリスモ』に関心を持ってくれたおかげで、こんな魅力的なプログラムを始められたことを大変うれしく思います。9ヶ月後のドバイ24時間レースでひとつのゴールを迎えるわけですが、そのときには『グランツーリスモ』生まれのすばらしいレーシングドライバーが誕生していると思っています」とコメントしている。
※「GTアカデミー」は、ヨーロッパ10ヵ国のユーザーを対象にしたイベントで、日本在住のユーザーは参加できない。
