K.ライコネン(フェラーリ)が今期最多の3勝目。第9戦が終了して、3位にライコネンが浮上。F.マッサ(フェラーリ)が4位に落ちる。フェラーリ勢のタイヤの温まりが速くなり、レースペースは勿論の事、予選でもマクラーレン勢にタイムが肉薄してきた。
ランキングでトップのL.ハミルトン(マクラーレン)は、同チームのF.アロンソ(マクラーレン)がデータを見せていないのでは?という噂があるそうで、スタート時の燃料搭載量の差でしかアロンソよりも前に出られなくなってきている。
BMWは、マクラーレンやフェラーリとの差が明確となり、Bグループのトップといわれているほどである。そのBMWに肉薄してきているのがルノーで、開幕序盤から比べる比較にならないほどのスピードをつけてきている。
その2強に迫ってきているのがトヨタである。無論、ウイリアムズ・トヨタもそれなりのスピードがあるのだが、本家のトヨタの躍進が目覚ましい。R.シューマッハの予選6番手獲得は素晴らしいものであった。しかし、J.トゥルーリが『グリップ不足』を無線交信するなど、基本的なグリップ不足と見られる。
■ドライバーズ・ポイント(第9戦終了時)
1,L.ハミルトン(McL) 70
2,F.アロンソ(McL) 58
3,K.ライコネン(FER) 52
4,F.マッサ(FER) 50
5,N.ハイドフェルド(BMW) 30
6,R.クビサ(BMW) 21
7,G.フィジケラ(REN) 17
8,H.コバライネン(REN) 14
9,A.ブルツ(WIL) 8
10,J.トゥルーリ(TOY) 7
11,N.ロズベルグ(WIL) 5
12,D.クルサード(RBR) 4
13,佐藤琢磨(SAF) 4
14,M.ウェバー(RBR) 2
15,R.シューマッハ(TOY) 2
16,J.バトン(HON) 1
17,S.ベッテル(BMW) 1
■コンストラクターズ・ポイント(第9戦終了時)
1,マクラーレン・メルセデス 128
2,フェラーリ 103
3,BMWザウバー 56
4,ルノー 31
5,ウイリアムズ・トヨタ 13
6,トヨタ 9
7,レッドブル・ルノー 6
8,スーパーアグリ・ホンダ 4
9,ホンダ 1
10,トロロッソ・フェラーリ 0
11,スパイカー・フェラーリ 0