先日行われたMotoGP第9戦ドイツGPで今季9勝目をあげたホンダのマルコ・マルケスですが、あのライディングでは他のライダーは勝てないのではないかと言う印象を受けました。
ウエットタイヤを履いていたライダーたちがフォーメーションラップを終え、次々とピットに入りバイクをドライのバイクに交換。
結局グリッドからスタートしたのは青山を含め9台のみでしたが、ピットスタートを選択したマルコ・マルケス(ホンダ)が優勝し、2位にはダニ・ペドロサ(ホンダ)が入りました。
今季のワークス勢は、ホンダ>ヤマハ>ドゥカティと完全に勢力が別れております。
しかも、ワークスのドゥカティは昨年が未勝利だったのでホンダとヤマハが使ってはいけないタイヤも使えると言うハンデもありますが、その中でもホンダが速い。
そのホンダでも昨年MotoGPに昇格しデビューイヤーで最年少タイトルを獲得したマルコ・マルケスが速いのです。
MotoGPを知らない方のために申し添えておきますが、ホンダのダニ・ペドロサも相当速いライダーなのですが、彼のライディングでも勝てないレベルなのです。
また、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)でさえ一目置く存在なのがマルコ・マルケスです。
サマーブレイクに入るMotoGPですが、後半も彼は勝利を重ね続けるでしょう。